新型コロナウイルス 予防策や発生状況など最新情報がわかる!
今話題のコロナウイルス…
皆さんはコロナウイルスがどのようなものか理解されていますか?
また予防策はしっかりできていますか?
この記事では新型コロナウイルスについて詳しくそしてわかりやすくお伝えしていきます。
新型コロナウイルス(2019-nCoV)
新型コロナウイルス(2019-nCoV)は中華人民共和国湖北省武漢市において、昨年12月以降、原因不明の肺炎が相次ぎ発生し、そこから発見された新型のウイルスです。
・現在の発生状況(2020年1月31日現在)
※随時更新します。
国外
・中国:感染者9,692名、死亡者212名。
・タイ:感染者14名、死亡者0名。
・韓国:感染者7名、死亡者0名。
・台湾:感染者9名、死亡者0名。
・米国:感染者6名、死亡者0名。
・ベトナム:感染者5名、死亡者0名。
・シンガポール:感染者13名、死亡者0名。
・フランス:感染者6名、死亡者0名。
・オーストラリア:感染者9名、死亡者0名。
・マレーシア:感染者8名、死亡者0名。
・ネパール:感染者1名、死亡者0名。
・カナダ:感染者3名、死亡者0名。
・カンボジア:感染者1名、死亡者0名。
・スリランカ:感染者1名、死亡者0名。
・ドイツ:感染者4名、死亡者0名。
・アラブ首長国連邦:感染者4名、死亡者0名。
・フィンランド:感染者1名、死亡者0名。
・イタリア:感染者2名、死亡者0名
・インド:感染者1名、死亡者0名
・フィリピン:感染者1名、死亡者0名
国内
今後、世界各地で爆発的に感染が拡大することが予想されています。
また日本もでも2月4日以降は一気に増えることが考えられます。
これは春節(1/25)に多くの中国人が来日し日本人と接触、新型コロナウイルスの潜伏期間は9日程度であるといわれていため、ちょうど発症しだす時期に当たるからです。
では先ほどから新型と何度も言っていますが、コロナウイルスとはどういうものなのか皆さんはご存じでしょうか。
・コロナウイルスについて
コロナウイルスには大きく分けて6種類あります。今回の新型コロナウイルスはこの6種類のどれにも当てはまらない型ということで新型と言われています。
では新型以外の6種類はどういうものなのか簡単に説明していきたいと思います。
6種類のコロナウイルスがあると言いましたがその6種類のうち4種類と2種類に分けることができます。
まずは4種類について。。。
図に示した通り4種類のコロナウイルスは風邪の原因ウイルスにもなりうるウイルスなんです。
コロナウイルスと聞いて未知のウイルスが出たと思いきや、意外と身近なウイルスなんです。
でも、その身近なウイルスはこの4種類だけであって他の2種類、そして今回の新型コロナウイルスは別物です。
ちなみに、風邪の原因は8割以上がウイルス性、その他は細菌性に分けられます。
さらにウイルス性の中でも3割~5割はライノウイルスによるもの、2番目に多いのがコロナウイルスとなっています。
ここで皆さんも一度は聞いたことがあると思いますが、風邪には抗生物質が効かないという話があるとおもいます。
これについて少しだけ説明しておきたいと思います。
先ほども述べたように、風邪のほとんどはウイルス性によるものです。
抗生物質というお薬は、細菌を殺すための薬のためウイルスに対しては全く効果がないということになります。
細菌とウイルスの違いについては下の図をご覧下さい。
細菌とウイルスは大きさが全く違うだけでなく、本体を構成している成分、増殖の仕方が全く異なるため、ウイルスに対して抗生物質はお門違いということになるわけです。
それどころか、ウイルス性の風邪に抗生物質を使っているともっと恐ろしいことが起きます。
人の体の中には一定数、細菌というものは存在します。そして病原性を持つものも少なからずいます。普段は病原性のない細菌の数が多いことや免疫力によって何も起きませんが、むやみに抗生物質を使用していると病原性を持つ細菌がその薬に対して耐性を獲得します。耐性とは薬が細菌に効きにくくなるということと同じです。
もし耐性を獲得した細菌が体なの中で増え、細菌性の病気にかかった時(肺炎など)細菌に効果のある抗生物質を使用しても全く効かないという現象が起きます。これは現在医療現場で実際に起きている深刻な問題で抗生物質の正しい利用をするように呼び掛けています。ですので抗生物質が処方されたときは処方された薬は必ず飲み切るようにして下さい。
かなり脱線してしまいましたが、とても重要なことなので覚えておいてください。
では残りの2種類のコロナウイルスについても説明していきます。